ユーザーインターフェースとは

パソコンの基礎になる動作を可能にするソフトが「OS(Operating System)」です。基本ソフトとも呼ばれており、多くのアプリケーションが共通して利用する機能を提供しています。その一つが、ユーザーインターフェースと呼ばれる機能です。メニューを選択して各種操作をパソコンに指示したり アイコンをダブルクリックしてファイルを開くといった、パソコンと利用者の間で情報をやりとりするための機能となります。
ユーザーインターフェースは大きく分けると2種類、現在主流のGUI(Graphical User Interface)と 初期のパソコンで標準的だったCUI(Character User Interface)です。
GUIは、アイコンや画像を多用するなどグラフィカルに情報を表示するのが特徴で、状態をより視覚的に把握できます。多くの操作をマウスなどのポインティングデバイスによって行うことができ、より直観的な操作が可能となります。
一方 CUIは、情報の表示を文字によって行うのが特徴で、すべての操作をキーボード中心に行っていきます。命令の入力を促す文字列であるプロンプトが画面上に表示され、対話式で処理が進むのです。利用者がコマンド(命令)を入力することで指示を与え、処理過程や結果が出力されるという流れになります。