【ウイルス駆除できなかったら】ノートンが全額返金サービス始めた

ウィルス対策ソフトを開発販売しているシマンテックが、
最新版の製品などに対しウィルスを駆除できなかった場合、
ノートンプロテクションプロミス制度を適用して製品代金を全額返金する
サービスを開始しました。
ただし、一定の条件があるようですので全ての製品でこのサービスが受けられる
というわけではありません。
こういったサービスは利用者側としては嬉しいですが、条件が複雑だったりすると
手続きするのも面倒になりかねませんし、駆除できなかったらと言っても
駆除出来ていないとどうやって利用者が判断するのかという問題もあります。
駆除出来なかったというのは、ウィルスだと認識した上での話だと思いますが、
ウィルスだと認識すらできずに侵入されてしまった場合などはどうするのでしょうか。
未知なるウィルスには対応するのは困難ですから、そういうところも気になります。
むしろ利用者からすれば既知のウィルスは駆除出来て当たり前だという認識でしょう。
分かっているウィルスを駆除できなかったらそれはソフトとして失格ですし、
そんなことはありえないと思いますので、この返金サービスがどれほどのものなのか
利用者は具体的な内容まで知った上で購入を判断したほうがよいでしょう。
ウィルスソフトは今や無料でもそこそこの性能を持ったものがありますので、
他社との差別化を狙ったものかもしれませんね。
企業努力としてはこういった取り組みをすることで品質向上や企業間の競争に
繋がるのであれば利用者としてはありがたい話です。