使っていくうちにパソコンの起動時間が遅くなる理由

パソコンは使っていくうちにどんどんと起動時間が遅くなったり、
ソフトの起動中に動作が重くなったりします。
普通に使っているだけなのにどうしてこのような現象が起こるのか、
不思議に思ったことはありませんか?
パソコンが動作遅延を起こすには原因があります、以下の通りです。
パソコンを使い続けると、HDD内部には色んな情報が次々に書き込まれます。
新しくソフトをインストールすることもあるでしょう、不要になったデータを
消したりすることもあるでしょう。
データはHDD上に整列して格納されているわけではなく、空いている場所に
バラバラの状態で格納されます。
削除すればその部分がクリアになりますが、そのあとインストールしたり
データを書き込むと空いた場所に一部が格納されて、それ以外の場所に
残りが格納される状態になります。
このようにデータがバラバラに格納されることを断片化と言いますが、
断片化が進むことによって起動時間に遅延が発生したり、ソフトの起動や
動作に影響を与えます。
断片化は放置すればするほど複雑になっていくため、使えば使うほどに
動作が不安定になるのはそのためです。
断片化を解消するためにはパソコンのツールとしてインストールされている、
デフラグという機能を使うことで解決します。
デフラグはスケジュールで起動させることができますが、処理時間は
それなりに必要になるため自分で定期的に実施することをオススメします。
動作が遅いなど頻繁に起こるようであれば断片化を疑ってみましょう。