メーカー製パソコンとショップ系BTOパソコンではなにか違いがあるの?

パソコンを購入するのにメーカー製のものとショップ系のものがありますが、
どのような違いがあるか理解している人はそれほど多くありません。
まず、メーカー製パソコンとはメーカーがパソコンを設計して独自に部品を
組み立てて一定のモデルとして発売している商品です。
逆にショップ系BTOというのは、パソコンショップが独自に部品を組み立て
販売している商品のことを言います。

BTOとはビィルドTOオーダーの略称で、受注生産を意味しています。
ショップ系のBTOを販売しているショップは主に自作パソコンのパーツを販売しており、
様々な部品の中からカスタマイズできるという利点があります。
メーカーも同じようにカスタマイズできる仕組みを作っていますが、それよりも
自由度が高くPCケースまで選べるのが普通です。

メーカー系パソコンはあくまでもメーカーが組み立てたパソコンのため、
標準的なパソコン設計になっている傾向があります。
対してショップ系BTOはパソコンの使用を特定のニーズに特化した設計ができる
という側面を持っているので、メーカー製と同じような価格帯のパソコンでも
ショップ系BTOのほうが性能的に優れている場合が多く見られます。

コアなユーザーはショップ系、一般ユーザーはメーカー製という形で
住み分けができているとも言えますが、今後はメーカー製でも通常販売分は今まで通りで
コアユーザー向けにショップ系BTOに近いようなカスタマイズを可能とする
方向にシフトしていくかもしれません。