ノートパソコンはバッテリーを充電させることによって、持ち運びして
電源のない場所でも使用できるのがデスクトップと違う大きなメリットです。
ですがバッテリーは使えば使うほど消耗してしまい、最初のうちは10時間ぐらい
稼働していたものが、2年ほど経過すると5時間とか3時間ぐらいまで
バッテリーの稼働時間が減ってしまうこともあります。
バッテリーの劣化をできるだけ減らすためには、適度な充電と過充電を
防ぐようにしなければいけません。
中でも過充電は電源を繋ぎっぱなしで使用しているケースで良く見られます。
100%になっても充電し続けることを過充電と言いますが、これがバッテリーを
劣化させることになります。
そのため95%ぐらいを目安に充電し、50%を切る前に充電を開始するのが
最もバッテリーを劣化させない使い方となります。
完全に使い切ってから充電したほうが良いと考える人もいますが、
それは逆に劣化の原因となるので50%程度が目安となります。
しかし常に自分で充電タイミングを見るのは難しい事です。
そこはパソコンの電源管理ソフトによっては、バッテリー充電の開始と停止を
設定できるモノもありますから、確認してみましょう。
充電開始容量50%、充電停止容量95%としておけば過充電を防ぐことができます。
どうしても自宅で使用している時は電源を繋げっぱなしにしてしまうため、
劣化が進んでしまうことがあります。
このような対策を取ることで、ノートパソコンとしての寿命を維持していきましょう。