ブラザーから新しく発売されたファーストタンク方式のプリンター、
これは名前だけを見ればエプソンのエコタンクと同じように聞こえます。
ではエコタンクと同じなのか?というと細かなところで違いがあるので、
何が同じで何が違うのか見てみましょう。
■大容量タンクという意味では同じ
ブラザーのファーストタンクは大容量タンクとなっていて、
約1年分のインクカートリッジとなっている点が特徴です。
大容量という意味ではエコタンクと同じ土俵にあると考えていいでしょう。
ファーストタンクという名前の由来は、タンク方式のプリンターを
はじめて購入する層をターゲットとしているためです。
■エコタンクのボトルタイプではなくカートリッジタイプ
エコタンクはボトルタイプですが、ファーストタンクはカートリッジタイプで
従来のカートリッジが大容量化したと考えていいでしょう。
■サブタンクがある
ファーストタンクは大容量カートリッジが空になってしまっても、
すぐに印刷できなくなるわけではなく、サブタンクを装備しているので
しばらくは印刷することができます。
サブタンクでまかなっている間に本体のファーストタンクを交換する想定です。
■ランニングコストはエコタンクより劣る
従来のカートリッジよりもランニングコストは改善していますが、
ボトルタイプのエコタンクに比べるとコスト高になります。
これはカートリッジ方式を採用しているためです。
逆に交換がしやすいなどのメリットがあります。