WHOがゲーム依存症は病気と発表

世界保健機関WHOはゲームに依存してしまう状態を「ゲーム障害」という、
疾患として認定しました。
ギャンブル依存症などと同じで精神疾患に分類され、治療を行うことを
推奨するというものです。

症状として以下のようなものが挙げられています。

・ゲームをする時間や頻度を自分で制御できない
・日常の関心事や日々の活動よりゲームを優先
・日常生活に支障をきたしてもゲームを続ける

こういった状態が12か月続くとゲーム障害と診断するとしています。

スマホやタブレットの普及によって、ゲーム依存が広がり
睡眠障害などの事例も報告されてとています。

確かに街中でも駅でもスマホを見ている人が多いのは事実ですし、
ゲームに夢中になっている人もいます。
元々、ゲーム依存と言えばMMORPGがその深刻度を表す目安の様に言われてきましたが、
最近は据置機以上にスマホで手軽にゲームができることが、
今まではゲームなんてしなかった層にまでゲームがカジュアル化した原因と言えるでしょう。

むしろ据置機は自宅に帰らないとゲームをすることはできませんが、
スマホであれば日常的にゲームに触れていられるという時点で据置機よりも
依存度が高くなってしまうのでしょうか。

どこまでを趣味趣向の範囲とするのかは、前出の3つの条件があると思いますが
線引きも中々難しいと思います。
何より自分で自分がゲーム依存で病気だと認識できるのか、という疑問は残ります。
治療が必要なのか、そうでないのか誰がどう判断するのでしょうか。