Windows10のノートパソコンの場合、電源をオフにしていても
次に起動したときにバッテリーが消耗していることがあります。
起動までに時間がたてばたつほどバッテリーの消耗幅が大きくなる傾向があります。
その理由ですが、Windows10には次回の起動を高速にするため、
シャットダウンしていても電気を使用しているからです。
Windows8以降のOSでは、シャットダウンには通常と完全があり
通常の場合は上記のように高速起動に備えて電源を消費します。
完全シャットダウンでは、シャットダウン後に電源を消費することはありません。
高速スタートアップの必要がない人は、設定を変更することで
シャットダウン後のバッテリー消耗を回避することができます。
手順は以下の通りです。
Windowsマークをクリック
→電源オプション
→電源ボタンの動作の選択
→現在利用可能ではない設定を変更します
→高速スタートアップを有効にする(推奨)のチェックを外します
これで次回よりシャットダウン後のバッテリー消耗は発生しなくなります。
初期設定ではこの機能がオンになっているので、ACアダプターを使用せずに
バッテリーのみの状態にしていると、シャットダウン後に徐々にではありますが
電源を消耗していきます。
消耗率についてはパソコンによって異なるので、性能が高いと消耗は激しい
のような確定的なことは言えません。
スペックの低いマシンでもバッテリー消耗が高い機種もあるからです。