「買ったけどmacOSは使いにくかった人向け」macbook でwindowsを動かすことってできるの?

macbookを購入したけど、macOSは使いにくかったという人もいるでしょう。
そんな時、Windowsマシンを新しく購入するのは余計な出費になるのでもったいないですね。
新しいパソコンを買わずにmacbook上でWindowsを動かす方法があります。
それほど難しくありませんので、参考にしてください。

まず、macbook上でWindowsを動かすためには仮想環境で動かす方法と
BootCampを使って起動するOSを分ける方法があります。
どちらかを選ぶことになりますが、どちらの場合でもWindowsOSのライセンス料は
必要になります。

なお、仮想環境を使ってWindowsを動かすためにはParallelsという有料ソフトが必要なので、
追加で料金がかかりますが、合計でも25000円程度となります。
BootCampを使う場合は、Windowsのライセンス料のみの追加負担となります。

BootCampを使う場合、起動するOSがどちらかのみとなる弊害がありますので
費用は掛かりますがParallelsを使った仮想環境でWindowsを動かすほうが良いでしょう。

導入方法は簡単です。
・Parallelsをインストールする。
・ParallelsにWindowsのライセンスキーを入力する
という単純なものなので難しくはありません。

問題はスペックです。
いつのパソコンに二つのOSをインストールすることになりますので、
メモリは最低でも16GBは積んでいないと厳しいと言えます。
8GBでもなんとか動くでしょうが、処理が遅くなるなど作業効率の低下が予想されますので、
ある程度スペックには余裕を持たせた方がいいでしょう。
8GB以下の4GBマシンではまともに動くかどうかわかりません。

多いほうが高性能?CPUのコア数って何?

パソコンの心臓部でもあるCPUにはコア数というものがあります。
コア数が多いと性能が良いというのが一般的な考え方ですが、
果たして本当にコアが多い方が性能が高いと言い切っていいのでしょうか?
CPUの仕組みについて考えてみたいと思います。

そもそもコア数とは何でしょうか?
CPUとしては1つですが、CPUのコアが複数あればパソコン上は
複数のプロセッサーとして認識されるため、同時に複数の処理を並列で
行うような場合に役立ちます。

つまりコア数が多ければ多いほど、同時に複数の処理を円滑にこなせるので
パソコンの動作に負荷がかからず処理速度が速くなると言えます。
ただし、これは複数の処理を行う場合に限った話であって、
同時に複数のコアを使わなくても良い処理の場合は、コア数の多さは
あまり意味をなしません。

つまり1つのコアで処理できる場合は、複数コアがあっても1つしか動きませんので
1コアと4コアで同じ周波数とスレッドであれば処理速度は変わりません。
逆に1コアでも4コアよりも周波数が高かったり、スレッドが多い場合は
4コアよりも速度が速い場合もあります。

そこで重要になってくるのが、コア数に加えてCPUの周波数とスレッド数です。
周波数はコアが動く速さを意味しており、スレッド数は論理コア数と呼ばれ
1つのコアが同時に計算できる種類が多いことを意味しています。

このことから、同時に複数の処理を扱う作業をするときは複数コアのほうが
有利になりますし、それに加えて周波数やスレッド数を考慮して
用途に応じたCPUを選ぶことが重要であることが分かるでしょう。