子供向けの自作パソコンを売りにしている「Kano PC」ですが、
本当に子供でも作れるのか実際の「Kano PC」にて確認してみました。
知育としての自作パソコンを考えている人は、参考にしてください。
結論から言えば、子供でも作成可能です。
というのもKano PCは自作パソコンとは言うものの、バッテリーとスピーカーを
装着してケースをはめ込んだらタブレットが完成します。
あとはそれをキーボードを含めたボディに装着するだけです。
下手なブロックおもちゃやプラモデルなどよりも簡単でシンプルで、
手順通りにやればあっという間に終わってしまいます。
それでは作る喜びが薄まるので、Kano PCはむき出しになった基盤を
付属の虫眼鏡で細部を確認することができます。
こういった部分も子供の興味をそそる部分ではないでしょうか。
大人からすれば物足りないのは言うまでもありませんが、
子供が自分で組み立てる、それがパソコンとして使えるという点は
非常によくできていると思います。
本当に1からの組み立てパソコンとなれば大人でもそこそこ知識が必要で、
子供でできる子は限られてきますから、このレベルの知育パソコンは
子供の可能性を引き出すという意味でも満足できるレベルにあると言えるでしょう。
ちなみに子供向けとは思えないスペックとなっているので、
パソコンとして組み立てた後は画像処理など負荷のかかる処理でなければ
普通に使用することができるでしょう。