技適マークのないスマホって日本では使えないの?

スマホは皆さん意識していませんが、無線機器です。
無線機器は周波数や出力細かな部分で許可を受けなければならず、
許可されていない周波数帯などでの使用はできません。

その出力や周波数の許可を受けた証拠となるのが技適マークで、
技適マークのないスマホは日本では使用できません。
日本国内で売られているスマホのほとんどは技適マークが付与されているので、
使用するのに問題ないものばかりです。

しかしネットなどで購入可能な海外製のスマホや、
Bluetoothイヤホンなどの中には技適マークを取得していないものがあり、
それらを日本で使うと電波法違反になります。

何故技適マークという仕組みが必要なのかというと、
許可されていない周波数の電波を発信することによって、
他の電波と混信を引き起こして通信への悪影響を及ぼすリスクがあるからです。

特に注意したいのは前述した「海外製のSIMフリースマホ」です。
価格も安くスペックもそこそこなので気軽に購入しがちですが、
技適マークがついていることを確認しないまま使ってしまう可能性があります。

技適マークのないスマホを使ったことで逮捕された人が今のところいませんが、
だからと言って使っていいわけではありません。
電波干渉を引き起こすと予期せぬ事故につながる可能性があります。
電子レンジが誤作動を起こしたり、テレビや電子機器の故障につながるかもしれません。

スマホやBluetoothイヤホンを購入する場合は、技適マークを取得しているかを
しっかり確認してから購入しましょう。

【尿液晶】PC液晶が黄色くなる原因

スマホやタブレットのディスプレイが黄色っぽくなる現象を下品な例えですが、「尿液晶」と呼びます。
元々はDS Liteの液晶が角度によって黄色みががってみえることから発生したスラングですが
現在でもiPhoneをはじめスマホが基盤で見える現象を「尿液晶」と呼ぶのです。

「尿液晶」は故障ではありません。
ディスプレイ画面全体が均一的に黄ばんで見えるものの故障や不具合とはされないのです。
せっかく購入したスマホの画面が黄ばんで見えてしまうとガッカリします。
スマホは安いものではないので気軽に買い換えることもできません。

もし黄ばみが気になる場合には以下の方法を試してみて下さい。
●Android
「設定」の「画面設定」からホワイトバランスを調整することで
色味を多少調整することができます。

●iPhone
「設定」の「一般」「アクセシビリティ」から「ディスプレイ調整」を選び
「カラーフィルタ」で「青/黄フィルタ」をオンにしてみて下さい。

上記を試してみても治らない場合には修理屋やメーカーなどで
画面を交換してもらうしかありません。

尚、今まで問題なく使えていたのに、急に画面が黄色く見えるようになったという場合には
「尿液晶」ではなく「ブルーライトカット」が影響している可能性が大きいです。
眼精疲労の原因になると言われるブルーライトをカットするために
Android、iPhone共にブルーライトを軽減するフィルタが搭載されています。
何らかの操作でその機能がONになってしまうと液晶が黄ばんで見えることがあります。