ドコモの「FOMA」「iモード」が2026年に完全終了

NTTドコモが3G携帯電話向けにサービス提供していた、
「FOMA」と「iモード」が2026年3月31日に完全終了すると発表しました。
ガラケー普及の一翼を担ったと言っても過言ではない2つのサービスが
ついに終了することになったのです。

iモードは1999年にサービス開始し、キャリアメールや機能縮小版Htmlを利用したモバイルサービスを提供。
FOMAは2021年サービス開始で動画やゲームを楽しむためのプラットフォームとして、
携帯電話市場において爆発的に普及しました。

技術が日々進歩する中で、30年弱もの長い間サービス提供し続けていることは
奇跡的と言ってもいいでしょう。

3Gで培った技術はスマホである4Gへと受け継がれており、今後は5Gや6Gに
ベースとなる部分が引き継がれて生き続けることでしょう。

同じようにドコモ以外のauやソフトバンクが提供しているサービスについても、
順次終了していくことになります。

ガラケーが終了してしまうことは非常に残念なことではありますが、
今後はスマホをベースにして新たな技術が登場してくることでしょう。

1点だけ心配なのは高齢者が使用しているガラケーが乗り換えすることなく、
2026年3月末にいきなり終了になるということです。
これは他のキャリアも同じことですが、高齢者にとって問題になりかねません。
この問題はキャリア側も認識していると思いますので、十分な対応をして欲しいところです。