巨大ファイルの置き場所を変える

通常パソコンにはCドライブ上にpagefile.sysというファイルがあります。
これは仮想メモリ用のファイルで数GBの容量を持つ巨大ファイルです。
しかし、このファイルはCドライブ上に確保する必要はありません、
Dドライブ上でも問題はないのです。
ただし、仮想メモリファイルは内蔵ハードディスクにのみ設定可能と考えるべきです、
外付けハードディスクでも設定は可能ですがオススメできません。
なぜかというと、仮想メモリは出来る限り高速で読み書きする必要があるため、
外付けではアクセス速度に制限が掛かってしまうため適さないのです。
このような巨大ファイルをCドライブから移動させることが出来れば、
安定的に動作を確保すべきCドライブに余裕が出来るのです。

万が一、念の為は、無駄が多い

Windowsには万が一を想定して「システムの復元」という機能があります。
しかし、このシステムの復元というのは過去何ヶ月にも渡って
システムを復元することが出来るように膨大な容量を使用して
復元用のファイルを格納しているのです。
これは復元に使用するための領域が割り当てられており、
その領域の中で保存可能日数分を保存しているのです。
この領域に割り当てられている容量は時に数十GBにもなることがあります。
この容量を見直すことで大幅に空き容量を増やすことが出来るのです。
通常のシステムであれば2GB~4GB程度あれば十分でしょう。
念の為を考えることは大切ですから、ゼロにすることは問題がありますが
数日分がバックアップできていれば問題は無いと考えられますので、
設定の見直しを行うことをオススメします。